OHTAKI'S MODERN CARTOON

のどかな日々の巻

さいきん、のどかです。

しごとして、さんぽして、ねる。
ほんとうにこの3本柱で

さいきんは、わざわざ文章にして書くことがたいしてありません。
なんでかというと、なんかもう自分のオドロキや疑問なんかを書き残すことなんかは、どうでもよくなってきたんですね。

ヨコハマに引っ越して、すてきなことや、おもしろいことに囲まれて暮らし始めました。
そのひとつひとつを話せばきりがない。おまけにあたらしい出来事をつぎつぎと拾い出してしまう。そのひとつひとつが、もう実に単純に不思議だったり変だったりステキだったりなのですが、ところがその単純さのなかに複雑さがぎっちりと詰まっていて、なんといいますか、そこを考え始めるとその複雑さに足をとられてわたしはただもうボーとするしかないわけです。
簡潔さに気がいくともうサッパリどうでもいくなる。ハハハ。
まあというわけでどっちにしてもボーとしてはいるのですが。

マリンタワーは愛らしくて、すばらしいです。
海はすてきです。
へんてこな洋食屋。キャッコイーーーイ・アメ車。どきどきする古いかわいい国産車。オーバーオールや髭、白髪のロンゲ、独特のおやじたち。流行感の無い女たち。まちのあかりがとてもきれいねヨコハマ。暗がり。本格的暗がり。海の匂いで季節をかんじるということ。とてつもない坂道。さらにとてつもない階段階段また階段。どでかい大型犬を3頭もつれた人。耳をブルーに染めた座敷犬をちんまり抱いたおばちゃんの佇む長者町。ミヤコ蝶々さんの着てるような服を売る元町の店。朝な夕なに通い詰める中華街。路地裏の椅子にすわるばあさん。ぶらさがってるのをグラムで買ってくるばりっとしたおいしい赤いチャーシュー。異国のことばだけの瞬間。元町プールの色。広い空。あっちこっちに飛ぶ飛行機。けたたましい米軍のヘリ。発展の止まった食文化。鳥の声。港。大桟橋。大きなトラック。コンテナコンテナコンテナ。東風に乗って届く横浜港の汽笛。船!

きりがないです。
おもしろくて、ふしぎで、すてきで、飽きません。

 ただもうほんとうにおもしろくてまいにち目が回っているのです。

(たぶん、外側から見ればノロケを聞かされる非常にバカ臭いかんじに似ているかもしれないな。)
 

tulipa@mamioh.com *MAMI OHTAKI*

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