マー引っ越しをしようとしてるわけですが、みんなにあれほど「らくらくパックにしな」と薦められたのに、些細な差額をケチる気持ちと、ついでにアレコレ処分したいという欲望と、知らない人になんもかんも任せたらとんでもないものが出てきたときにハヅカシイという見栄が合体して自分で荷造りをすることにしてしまいました。
イヤー、大失敗ですな。 まだ引っ越し当日には数日あるもののすでにくたくたです。
それでも実はもう8割が箱に入ってしまいました。もちろんわたしの力ではないです。引っ越しのバイト経験者というハタチの才気闊達な娘さんが2人、手伝いにきてくれて、恐ろしいほどの有能さでテキパキと荷造りをしてくれたのです。 ほんとすごいんだこのふたりが。
そしてわたしは、本当にたまげました。なんというか、自分の無能さに。
そしてふたりに「さっオオタキさん次は何詰める?」と言われては「んーとんーと」と考え込んで「じゃっこっちのコレやっちゃいませんか?」とナビゲートされたりしていたのです。 なんちゅうか。こんなオトナでごめん。 わたしは、若い頃からひとりで絵ばっか描いてきて、あんまり人に揉まれたことがないです。甘やかされてんの。でももう38です。気が付いたら役立たずのオトナになってしまいました。
そんな話をしんみりと編集のフルイチさんにしたらいつもの明るい声で
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