最近オトロシイことに気が付いてしまいました。
「集中力」はエラクない。 わたしはわりと集中力がないほうだと思っていました。普段あまりにも意識が散漫なので、集中力なんていうのは夢のまた夢だと思っていました。でもよく考えたらそうでもないみたいです。 例えば仕事をしていてやっと描き終わったとたんに一歩も動けないほどの空腹感と尿意とに襲われてたいそうたまげたことがあります。しかも部屋が真っ暗で、いままでどうやって画面を見ていたんだか謎なのです。仕事に夢中になっているうちに、いつのまにか日が暮れていて、その間トイレも食事もしてなかっただけなんですが。 普段、散漫というにも程があるというような自由運動をしているわたしの意識もイザというときはビシイと足並みが揃ってるらしいのですね。
ところがたいしてエラクはなかったんだね。 最近、集中力のカタマリのようなひとを観察していてわかったことがあります。
集中力というのは「自分に集中する」ということなのではないでしょうか。
しぜん、上の空になります。そうなると聞いちゃ居ませんよ、もう。
そしてわたしが実にこうなのです。まったくヒトゴトじゃないですよ。すいません。わたしはいままでいろんな理由で怒られてきましたが、「人の話を聞け!」と怒られたことがダントツに多いと思います。 わたしはそれを集中力がないなあと嘆いていました。
集中力があるからってあんまりエバレないような気がいたします。
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