OHTAKI'S MODERN CARTOON

せっかく人気者になれるんだから の巻

なんとなく占いを読んでいたら
「たとえ一人で居たくても、せっかく人気者になれる運勢なのだからいろんな集まりへ顔を出して!」と書いてあったわけです。

うーむ。

わたくしは基本的にとても付き合いの悪い人間で、特に最近はどんな集まりにもたいてい出かけないんですよ。
まあ、そのようなことで「いろんな集まりへ顔を出して!」とか言われましても、という気分なわけですね。

そもそも「せっかく人気者になれるんだから」ってアンタ。
人気者ってそんなにいいこととも思えないんですが。
「せっかく」とか言われましても、そんなに「人気者」になりたい人っているんだろうかな。
「人気者」はどこにも必ず居ると思いますけどね。なりたがってる人だよな、問題は。 

価値っていうのはそれを求める人にとってが価値であって、それ以外の人間には「せっかく」とか言われても、なんの説得力もないですやね。

海外行って「せっかく免税なんだから」とか言われてブランドショップに連れて行かれても、自分としては何も買うものがなくてモーローとするのを思い出します。

「せっかく」ってなんだかうさんくさいことばです。
大きなお世話の匂いがします。
「せっかく」には「そういうことを頼んだ覚えはないんじゃが」と言い返してやってもいいんじゃないでしょうか。
もう少しオトナの気分のときは「お気遣いありがとう」とほほえむくらいは出来るかも知れませんが。

というわけで「人気者」になれなくてもいいですから、という消極的な思いで、やっぱりいろんな集まりを遠慮しているんでした。
歌うか。♪まこと〜に〜遺憾に〜存じます〜。

tulipa@mamioh.com *MAMI OHTAKI*

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