OHTAKI'S MODERN CARTOON

眼鏡屋さんの言うことにはの巻

打ち合わせの帰りの電車でフト 「最近わたしの視力はどうなっているだろう」と思ったわけです。 

わたしはたぶん視力がいいです。かなり遠くまで見えます。小さな字も楽々です。 ただ猛烈に自分の視力を数値として知りたくなったんですよ。
わたしは免許ももっていないし、大人になってからは視力というものを測る機会がまったくいままでなかったもんでね、知らないんです。

商店街の眼鏡屋さんに入って 「たぶんすごく目がいいんですが、検眼をお願いできますか?」というと 暇そうにしていた眼鏡屋さんが変な顔をしながらもつきあってくれました。

なんか片方ずつフタになってる眼鏡をかけて、椅子に座ります。
2メートルくらい先のモニタを見ながら、眼鏡屋さんが指さす○の どこが開いてるかを言っていくわけですが、 すごいね、テクノだね。黒い杓子みたいなのを目にあてがうのしか知らなかったですよ。そんなの大昔?
まずは右から。 
「右」「左上」「右下」「右下」「上」けっこう小さな○も快調に見えます。

「うーん、やっぱりかなり見えてますね」 眼鏡屋さんは菊池寛に似てます。
「右は1.5で、やや見えすぎとも言えますね」見えすぎちゃって困るの。マスプロアンテナなんか思い出しました。懐かしいねどうも。
左もやりました。
「左も1.5ですね。うーん、小さい字はどうですか?」

なんか小さな本を渡されて、また片方ずつの目で読みます。
「ういのおくやまけふこえて」みたいなのがいろんな大きさで書いて有ります。 一番ちいさいのまでわりとすんなり読みました。

「こうしたらどうですか」菊池寛が右にレンズを一枚いれましたよ。

あれっ、すこし文字がクッキリ見えるような気がします。
たとえば「し」のさきっちょのとんがり感がさっきとはまったく違う。 たった素通しのような薄いレンズ一枚いれただけです。でもたまげました。 これが目が悪いということなんでしょうか。 これが眼鏡をかけるということなんですか? すごいことですね。おどろきでしたよ。

「すこし遠視の気がありますが、問題はないですね」とのことで、 菊池寛にお礼を言って帰ってきました。お代は要らないそうです。

2000年3月21日、わたしの視力は両方1.5です。 
こうやって自分を数字で知っていくのも面白い今日この頃です。 
ついでに手の中指の長さを計ったら左は83ミリ右は80ミリでした。

tulipa@mamioh.com *MAMI OHTAKI*

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